トロワ

今回記事で取り上げるのはトロワという2-4人用ゲーム
フランス語で3を意味するだけあって推奨人数は3人
私も3人でしかやったことはありません

例によってルールはBGAうぃきを参照されたい
ttps://w.atwiki.jp/bga9997/pages/24.html

まあまあ重量があるゲームでBGA上でも50分程度かかるとされている

ザックリと書くと
全部で5ラウンドあるゲームで、各ラウンドごとに赤黄城の三色のダイスが6個ずつ合計18個のダイスが振られる
各プレイヤーがその目を使って順番にアクションを行っていき、やりたいことがなくなったら次のラウンドへ
これを5回繰り返して最終的に勝利点をもっとも稼いだプレイヤーが勝利

特色としては、一応ダイスの持ち主は決まっていて自分のダイスを使ってアクションを行うのだが、端金を支払うことで人のダイスを勝手に使えるファンキーなゲーム
一応自分のダイスのみ使える効果として、影響点と呼ばれるポイントを支払うことでダイスの目を操作できるので所有権に意味がなくもない


複雑なゲームなのでインストはしたくない(クズ人間)けど滅茶苦茶面白いゲームなので是非みんなやってみてください
個人的評価 9点/10点

 

以下、私の戦略を垂れ流しておこう

・ゲーム開始時のダイスの配置

先程、人のダイスは勝手に使えるという話をしたのだが、唯一自分のダイスのみで戦わなければならないタイミングがある
それは各ラウンドの最初にある襲撃である。これは大量に対処することで影響点をがっぽり手に入れることができるので最低1つは(襲撃中は2倍の目として扱うことのできる)赤いダイスを確保しておく方が良い
また、襲撃イベント後に赤の活動カードを使いたいのであれば赤いダイスを2つ確保しておく方が良い
こちらは人のダイスも使えるのだが、襲撃イベントで大きい目の赤いダイスは消費されがちなので自分で振り直して大きい目を確保しないと起動もままならないことが多い
また、2つ以上赤いダイスを確保している場合は黒ダイスを増やす系のイベントは基本的に処理しない方が良い
影響点が美味しいし、他の人は困らせ得

逆に白ダイスは人のを借りても問題はない
人のダイスを使うのに端金が必要なのでお金稼ぎに特化した黄のダイスさえ確保できていれば白ダイスは必要ない
修道院に特化する場合は地味に嵩むので白ダイスがあってもいいんだが・・・

黄ダイスの競争率が激しい場合は黄ダイス以外に特化しても良い
他のプレイヤーから端金をかき集めてお金を回収する方針
ただ、同時に2個以上使われるならともかく、1個だけなら金額が安すぎてしょうもないのでダイスの数を稼ぐ必要がある
そしてダイスの数を稼ぐ=市民コマが多く必要=影響点が多く必要

というワケでオススメダイス編成
 赤:黄:白
①2:2:1 ←第一候補
②2:1:2 ←
③1:4:0 ←お金特化
④1:3:1 ←お金特化(黄で競合した場合の妥協)

・イベントについて
イベントの処理について
イベントは処理してしまうと周りにも利益もある
自分が一番被害を受ける場合を除いて処理を急ぐ必要はそんなに無い
例えば赤ダイスを2つ確保している状態で黒ダイスが増えるイベントを処理するのは勿体ない
自分が1つしか置いてない場所の市民コマを追い出したりとかね
もちろん、無理なく処理できる場合は処理して勝利点、影響点を稼いでも良いが・・・
特に一番左の処理しても消えないイベントは人に使われたくない大きい目のダイス処理するのに最適
出目12を勝利点2に変換できる

・大聖堂について
基本的に影響点を稼ぐために使う
崩される恐れもあるので序盤は避けるという考え方もあるが、影響点は序盤から稼いでおいたほうが楽になるため気にせず建てるのが吉
実は崩されても得た勝利点や影響点に影響が無いため、崩された時のデメリットはゲーム最後のマイナス点以外にない
それも最終ラウンドに立て直せばいいだけなのでそこまで気にすることではない

・活動カードについて
一番目にその活動カードに市民コマを置いたプレイヤーと二番目に置いたプレイヤーが勝利点を貰えるため、順番が大事
ただし、起動にお金と(市民コマの確保の為に)影響点、強いダイスの目が必要なため、無秩序に置くとすぐ資源が尽きる
一人のプレイヤーが独占してしまうとそれだけでゲームが決まってしまうため、偏る前にある程度妨害を兼ねて何個かは確保しておくこと

・偉人について
①ダイス用の市民コマの数が3-4、5-6、7で加算
②大聖堂のキューブの数が3-4、5-6,7で加算
③ドゥニエが6-11,12-17、18以上で加算
④影響点が5-9、10-14、15で加算
⑤活動カード上の市民コマが2-3,4-5,6で加算
⑥イベントカードが1-2,3-4,5で加算
の6種類

自分で持ってるなら⑥以外は狙える
⑥は最上級の条件があまりにも厳しい
他のプレイヤーが持ってるカードを推測しながらやることはできるが、③や④は無理に残そうとすると点が伸びないので確証が持てないと難し
②の大聖堂や⑤の活動カードは厚く振ったところで動きは変わるけど点を稼ぐ手段ではあるので意識しておいて損はない
例えば活動カード上の市民コマが4人の状態で、ちょっと無理したら6人にできそうならしといて損はない
3人プレイの時は自分の偉人を除いても2/5の確率で加算できると考えると割の良い賭け


以下この記事を書くにあたってルールを再確認した際に私が個人的に漏れてたルール
①イベント上に置いたキューブの数だけ影響点を得られる
②イベントの一番左の襲撃イベントを処理してもイベントカードの枚数は増えないので偉人の条件達成に関係ない
③活動カードにドゥニエが必要なのは最初に市民コマを置く時だけ
④ターン頭の襲撃、必ず一番大きいダイスの目を含まなきゃいけないが、恐らく二つ目以降は何を選んでも良い
例えば654321というダイスが襲ってきた時、621だけ処理とかもできるのではないか?
⑤影響点は20点以上保持することはできず、20点を超えた分は虚空へ消え去る
⑥イベントカードを処理する時、同じ数のキューブを置いていた時は割るが、イベントカードを貰えるのは先にキューブ置いた人になる(偉人カード以外依存無関係)


個人的評価 9点/10点(再掲)