ストーンエイジ拡張その2

前回マンモスの拡張について触れたのでそれ以外の4つの拡張についても触れます

と言ってもマンモスほど複雑なやつはないです

野生動物だけちょっと情報量が多いですが、他は基本的に新しい建物が追加されたことと、石や金を(希望するなら)消費して得点を稼ぐ機会が増えたよ!ってだけですね

 

ちなみに例のごとく未プレイでルールブックを翻訳しただけなのでミスはあるかもしれませんが違う点は指摘してくれれば訂正します

 

では行ってみましょう

 

 

ちなみに説明の中でワーカーという単語を使ってますが、人間コマのことです。この手のゲームのことをワーカープレイスメントということもあって、配置する人間コマのことをワーカーと呼ぶ習わしがあります。まあゲームによっては別の呼び名がついてることも多いですが

 

 

◎厳しい冬

「厳しい」という名前に対して、基本的にはプレイヤーにとってメリットのある拡張です

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上記で赤丸してますが、大きく分けて2つです

①文明カードに追加で金を払うことによって6点を得られるようになる

ボードに金のマークが書かれています(右側の方の丸)

これが意味するのは、文明カードを取る時に追加で金を1つ払えば6点をえることができますよということです。重い資材の使い道ができますね。これまでは石や金は後半良い建物が来ないとだぶつくことがあって中盤ちょっと取りにくかったりしてたので、とりあえず金を確保しとくか!ってプレイができるようになります

 

②建物を建てる時に石を追加で払うことで5点を得られる建物がある

未プレイなんでわかりませんが、多分全部の冬デザインの建物(後述の拡張である新しい建物を除く)の得点の下に石のマークがあります

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この石のマークがある建物を建てる時に追加で1石を払って5点を得られるということです。①と同じく高コストの資材を消費しやすくすることでバランスを取ってそうですね

 

シンプルですね

 

 

 

◎野生動物

これはプレイヤーにとってデメリット(メリットもあるけど)な影響を与える拡張要素になります。文明カードに野生動物カードが混ざります。

文明カードを補充しようとして山札からめくった時に野生動物カードが出た場合、文明カードの枠ではなく、ボードの右側に野生動物カードが置かれます

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この盤面で言えばシロクマが出てますね(赤枠)

 

 

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盤面に野生動物が出ている状態で資材(食料を含む)を取ろうとした場合、ダイスの合計の目の数から書かれているダイスの数だけ引いて計算します。(この場合のシロクマにはダイスの絵のところに赤で-3と書かれているので3減らす)動物によって数は違います

例えば今回食料を取ろうとして3人派遣して[345]だった場合、普通だったら合計12なので6食料得るところを、シロクマが居ると合計値が9扱いになって食料が4しか得られないということですね

 

野生動物は退治されるまで居座り続けるので影響が大きいです。まあ全員に影響があるのでリソースに余裕があれば放置でも良いですが

 

どうやって追い払うかというと、上の方に楕円が4つあることから分かるようにここに人を派遣します。ここには1回に1人のワーカーを配置できます(複数人は一度の順では送れない)。次以降の順目でまだ枠が空いてたら1人ずつ追加で派遣することもできます。(他の資材とかだと追い派遣できませんが特別ルールですね)ちなみに文明カードの形をしてますが、派遣に資材は必要ないです

ここに派遣した人はそのラウンドが終わるまでは放置です

全員がプレイしてラウンドが終わった後、食料を消費するフェイズに入る前に、必要数のワーカーが置かれていた場合は野生動物を除外し、報酬を得ます

それぞれのワーカーを派遣した人はその数だけダイスを振って、そのダイスの出目によって報酬を得ます。マンモスと違って勝者とかはなく、文明カードのダイスロールを自分の分だけ振る感じですね

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報酬は絵の通りですが、

ダイス1:勝利点3

ダイス2:食料3

ダイス3:資源何でも1

ダイス4:道具

ダイス5:農業レベル

ダイス6:ワーカー

です。また、ダイスの目がなんであれ、ダイス1の効果:勝利点3を代わりに得ることもできます。例えばワーカーが勝手に増えられても困る、最終盤で農業要らないなんて時ですね

 

ちなみにカードに楕円は4つありますが、3人プレイヤーなら3つまで、2人プレイヤーなら2つまでで機能します(それ以上置けない)

 

 

上記は無事に野生動物を撃退できた例でしたが、逆にラウンド終了時に必要数満たしてなかった場合は派遣したワーカーは次のラウンド開始しても野生動物の上に居残り続けて返ってきません。酷い。一応そのワーカー分の食料は必要ないという救済措置はありますが・・・。トップが野生動物の上にワーカーを派遣してた場合は嫌がらせで埋めないのもアリかもしれないですね。基本的には1/2で村の効果を受けられるし、1/6で金も手に入るので置き得ですが一応リスクはあるということです

 

 

纏めると、野生動物カードが出たら人をみんなで派遣して追い出そう!報酬の期待値は美味しいよ!撃退判定はラウンド終了時だからそのラウンド中ずっとダイスの目が減っちゃうのは諦めてね!万が一倒しきれなかったら既に派遣してるワーカーは次のラウンドも逃げられないから気をつけてね!

 

って感じですね

 

 

◎ミニ拡張 イグルー

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ゲーム開始時の建物タイルの山札の下にイグルーが置かれます 

これは建物カードと同じように使えるんですが、通常の建物よりちょっと得点が高いです

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通常の計算方法だと

木3→9点

レンガ3→12点

石3→15点

金3→18点

となるはずなんですが、木とレンガは2点、石と金は4点高いですね

 

その代わりと言ってはなんですが、これは建物カードとしては扱いません。つまり、文明の建物カード×○点は乗らないということですね。それ以外は建物と同じです

 

他の建物と別のスペースに置いてありますが、各イグルーは1つずつしかないので取ったらなくなります。建物特化にしてみれば終盤の追い込みで通常の建物とは別に追加で立てられる建物が増えるということなので追い風ですね。逆に他のプレイヤーは先にイグルーから潰しとかないといけない・・・みたいなのもあるかもしれませんね。

 

 

 

 

◎ミニ拡張 新しい家

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こいつだけは他の拡張である『文明への第一歩』のうちの一部を引っ張ってきてるみたいですね。よく知りませんが。単純に新しい家が増えます。シャッフルした後に7枚ずつの山を作って、余ったカードはそのゲームでは使わないみたいですね

主に2種類の建物が増えたみたいです

①資材

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同種の資源3つで建てられる小屋で、生み出すと毎ターンの開始時にその資源が1つ貰えるみたいですね。ただし、建物の勝利点は消費した資材と同じ種類1つ分しかないみたいです。単純に考えると、3つ消費して1つ分の勝利点を得て、次のターンと次の次のターンで資材をもらってトントン、最低でもあとさらにその次のターンが無いと建てる価値が無さそうですね。建物の山が4以上か文明カードが12枚以上残ってないと弱めです。

 

②リソース

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建物を建設することにより、立てた瞬間に農業レベルや道具、人間を得ます。この人間はいったいどこから・・・?建物は一律5点の勝利点になっているみたいですが建設コストは結構バラバラみたいですね。

 

 

以上!

総評

建物とマンモスと野生動物の効果でリソース増えまくり!冬とイグルーの効果で点が伸びまくり!