ラブレター
たまにはボドゲの記事を
今回紹介するのはラブレター。3-8人?ぐらいでやれる軽量級カードゲームです。一ゲームあたり早ければ1分程度。4本先取なので10~15分程度で終わります。大人気なため色んなシリーズが出ており、そのシリーズによって微妙に役職名や効果が違ったりするらしいですね。夜桜四重奏だったり有野課長だったりおそ松さんだったりもあるらしい・・・。
まあ今回はBGA準拠で話をしていきます
ルールは例によってBGAうぃきに丸投げします
ttps://w.atwiki.jp/bga9997/pages/50.html
簡単に説明すると
全部で8種類、計15枚のカードを使うゲーム
①最初にジジ抜きみたいに一枚ランダムで除外し、その後一人一枚手札が配られる
②自分のターンが来ると一枚山札を取り、一枚捨てる
③捨てた時にカードの効果が発動
④次の人へ。手番が移り②へ
⑤山札がなくなったら全員の手札を公開し、一番数字が大きい人の勝ち
というシンプルなもの
カードの効果もシンプルなので一切インストを受けなくてもやればできる系のゲームですね
このゲーム、BGA上でもしっかりとカード効果が全部書かれているんですが、日本語だと見切れてしまっててゲーム中に読めません
ということで一応紹介
ゲーム中に書いてないことを補足
◎7-公爵夫人は捨てた時の効果は無い
◎5-王子は自分の手札も捨てることができる。最終手番で姫を狙うことができる
◎4-女中の保護される、とはそもそもターゲットにならない。選んだ効果が無効化されるわけではないので保護された人にたいして王とかを空打ちしたりはできない(一対一の状況を除く)
◎3-男爵で比較した時、両方とも同じ数字だった場合引き分けで何も怒らない
◎3-男爵ではお互いのカードは見れるが、第三者は負けた人のカード(捨札になる)しか見れない。そこからそのカードより強いことが推理できる
◎2-聖職者は使った人しかカードが見れない
◎1-兵士で宣言できるの兵士以外。つまり2-8で選ぶ必要がある
◎1-兵士で何を指名したのかはみんながわかるので、そのカードではないということは全員にバレる
さて。これで終わるのも何なので適当に考察
①誰かが7 -伯爵夫人 を捨てた時
伯爵夫人の効果で王または王子の時、は絶対に捨てなくてはなりません。また、姫を持って居るときも姫を捨てると負けてしまうので伯爵夫人を捨てなくてはなりません。つまり、三択の可能性が高いです。ただし、最序盤だと何も関係ないタイミングで伯爵夫人を先んじて捨てることがあります。王や王子をツモってから捨てると兵士で指名されちゃうのでその前に捨てちゃおうって作戦ですね。ただし、これをすると兵士が自分宛てで飛んでくるため、他の人が死ににくくなり、結果的にあんまりドローできずに山札が尽きることが多いです。そうなると当然568を持ってない状況でスタートしている自分が不利になりやすいです。ポイント先行してて何もしなくてもヘイト買ってるような状況でワンチャンを作りに行く時なんかだと良さそうですが
まとめ
公爵夫人が出た場合568のどれかの可能性が高い
568以外の時にブラフで公爵夫人を捨てるプレイは期待値低い
②男爵の勝率の中央地
平場における男爵の勝率です。男爵で男爵を使ったときの勝率が丁度50%です。つまりそこから上に行けば行くほど強いです。5-王子で使ったあたりで負けるカード3枚しかないのでそれで負けたら(中盤までなら)しゃーないなって打っても良さそう。まあ周りにも最低王子以上だなって読まれそうだからその後の死亡率を考えるとちょっとハイリスクか?
②兵士で何を指名するか問題。
もちろん場況によるので、今回は平場の時を考えます(1順目)
とりあえず何も情報が無ければ二枚ずつある2345のどれかが期待値が高いということになります。そうなると一番数字が強い5-王子を指名すれば良さそうに見えますが、必ずしもそういうワケではありません。5-王子には姫を殺せるという特権があり、王子を殺す=姫が生き残りやすいということになります。自分が姫を持っていない時は王子を打たれることによるデメリットは無く、自分以外が持ってる姫を殺せる可能性があるため王子は打たないほうが良いでしょう。カードの数字の強さも1順目はほぼ関係ないです。
次に考えるのは4-女中です。ここでちょっと考えたいのは、女中を手に持っておく可能性です。基本的に女中は他のカードより優先して打ちます。なぜなら女中を打っておけばその間に兵士やら男爵やらで殺し合ってくれるから安全に優位に立てます。正直女中より優先して打つカードはほとんどありません。強いて言えば前述の公爵夫人ブラフをする時とか何らかの効果で相手のカードをある程度特定できて男爵や兵士で狙いに行く時とかぐらいでしょう。特に、兵士を打ちたい相手、つまりトップ目ともあればヘイトが高いため女中の優先度は更に高いはずです。つまり狙いたい相手が一回でもプレイしている人は女中を持っている確率がグッと減ります。また、女中を殺す意味を考えましょう。倒したい相手(トップ目)に女中を打たれるデメリットはかなり大きいです。そのことを考えると狙いたい相手のターンがまだ来てないなら女中を狙うのも良さそうですが、もしターンが来ている場合は女中を指定しないほうが無難でしょう
次に考えるのは3-男爵です。男爵は基本的に持て余すカードです。使うと相手に負けるリスクがある上に、勝った場合もカードがある程度限定されてしまうため、兵士で狙い撃ちにされる可能性が上がります。つまり外した結果、相手が持ってたのが男爵なら他のカードよりも倒しやすい状況ということになります。なので男爵指名する必要は特にないです
2枚目組の最後に考えるのは2-聖職者です。これを持ってるからと言って、相手が生き残る確率が上がるかと言われれば別にそこまで影響はないです。ただし、自分が見られて困る状況なら指名する価値があるでしょう。具体的にいえば、王、(王子)、姫です。見られた時に捨てないと次ターンに兵士で倒されてしまいます。姫は当然ですね。王は打つとワンチャンになるカードなので極力捨てたくないカードです。また、これは王子もですが、侯爵夫人を引いてしまった時に王または王子を処理できずに相手のターンが回ってしまいます。なので、王、王子、姫を持っている時は聖職者を処理しておきたいです。ただし、この情報を相手も知っていると手札が透けてもっとピンチに
まとめ
狙いたい相手のターンがまだ回ってきてないなら4-女中。回ってきてるもしくは自分が姫を持っているなら5-王子もしくは2-聖職者。
と言いたいところですが、もう一つ禁じ手があります
それは8-姫です
姫を指名する理由はいくつかありますが、姫を指名しないと最終的に姫引いたもの勝ちになってしまいやすいというのがあります。特に中盤以降、カードの残り枚数が減ってきて姫の確率が上がってきてからが特に強いんですが、一応最初からうつのも無しではありません。特に姫を持っておきながら姫を指名するブラフ攻撃が猛威をふるいます。空打ちなんですが、姫を指名するからには姫持ってないでしょ!って作戦ですね。身内ではあまりにも横行したせいで逆に全く効かなくなってるのも面白い
以下全く関係ない雑談
僕が買ってるなろう小説に『異世界で 上前ハネて 生きていく』っていうのがあって、その作品が書籍化される前にネットで更新されている時に作中に当初妊婦(主人公の伴侶)が喫煙する描写がありました。当然のごとく読者からかなりの悪い意味の反響があり、訂正されました。そのことで作者がタバコのことボロカス書きやがって。別にそれならそれでいいけど次はエロか酒に規制がくるからな!(ニュアンス)ってボヤきがありました。殺人やら奴隷やら強姦やら強盗やら窃盗やらを描写してる作品なんて滅茶苦茶あるし、何なら美化してかっこよく書かれている作品も結構あるのに喫煙だけ叩かれるなんて・・・っていう主張も一理あるなあと思いました。
かくいう私も、当初妊婦の喫煙描写を見た時は、おいおいダメじゃん!って思った記憶があります。そのことに特に疑問もなかったんですが、この感情はどこから来るのかを考えると、胎児(子供)にダイレクトで健康被害を与えるところに引っかかってるのかなあと。どこかで、海外では映画でも子供が死んだりする描写は規制に引っかかってほとんど無いって聞いたことあります。まあどこかっていうか『シャンフロ』原作の感想欄なんですが(ソースの信憑性皆無)でも別に子供が殺されるようななろう小説いっぱいあるしなあ。やはり非喫煙者の喫煙に対するヘイトが無意識にそうさせるんでしょうか。別に仕事柄まわりの人もガンガンタバコ吸ってるし慣れてて気にならないんですが・・・
別に子供(16歳とか)が飲酒したり、大人でも記憶が飛ぶくらい痛飲したりしてるしなあ。確かに喫煙だけが叩かれるのは違和感ある。
結論が何も出てないけどちょっとうーんと思って考えたことでした
以上