なろう小説のすゝめ【第二回】

前回はボドゲ回()だったので今回は雑談回です

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はい。なろう第二弾ですね

④俺は星間国家の悪徳領主!

https://ncode.syosetu.com/n1976ey/

連載中。書籍化してます。勘違い物。前世で真面目に生きてきたのに酷い目にあった主人公が悪魔に騙されて転生。転生物としては珍しく領主にはすんなりなれます。というか貧乏くじとして押し付けられているような状態。前世の反動で悪徳領主になろうとするが周りが勘違いしていく話。コメディー色強め。SFとファンタジーが混ざっているような世界観。当初この作者の別作品の書籍を宣伝する為に作った中編小説だったので悪く言えば雑な展開、良く言えば分かりやすい展開で話が進みます。ご都合展開や何故か主人公が異常に才能に溢れてたりするけどそれについての説明が無かったりなどちゃんと考えると引っかかる部分は割とありますが頭空っぽにして楽しむべき小説。数ヶ月おきに一章分まとめて毎日投稿するって感じの更新の仕方です。実質ハーレム物に近いけど主人公は前世(妻の裏切り)の記憶からヘタレになってしまって周りからやきもきされている状態ですね。嫌いな人は嫌いなパターンかもしれませんね。

 

 

⑤そのガーゴイルは地上でも危険です ~翼を失くした最強ガーゴイルの放浪記~

https://ncode.syosetu.com/n1753cz/

完結済み。書籍化してます。コメディー色の近いファンタジー物。人や魔物が喋る世界観です。イメージとして魔界みたいな感じ。主人公はガーゴイル。生きてきた年月に比例して強くなるガーゴイルが、弱いうちに隷属魔法を食らってその状態で(主人である魔王が死んで)1500年振りに自由を取り戻したことから話はスタートします。とある事情で翼を無くした最強のガーゴイルが地面を這いずり回りながら周りを巻き込んで大暴れする話。登場人物にはっちゃけている性格のものが多くて、古き良き時代のオタク文化を思い出させます。いや古き悪しきオタク文化かもしれない・・・。最強ものではあるけどコメディー色が強いし、無駄に鬱展開とかもないので気軽に笑える良い作品だと思います。別に続編掛けるような引きで終わってるのでいつか続きが出ると良いな。まあ書籍も続編出ないっぽい雰囲気なので無いか

 

 

⑥絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで

https://ncode.syosetu.com/n5490cq/

連載中。書籍化してます。今から5年くらい前の流行で、ダンジョンマスターへの異世界転生物ってのがあったんですが、その中で一番良くできてると思います。多分評価も一番高いんじゃないかな?これぞ異世界の転生物って感じで自由な発想で今までの常識を覆して周りをびっくりさせていく系ですね。周りが若干白痴化してる感はあるけどまあそれもやりすぎない程度に抑えられてる気もしなくもない・・・?黎明期ゆえに、死にそうな幼女奴隷を助けて慕われたりなどの今では大量生産され過ぎて逆に敬遠されるような設定を結構取り入れてますね。まあ白痴化もその一種か。ちょっと時代を感じます。これもガーゴイルの話と同じようにコメディー色が強いですね。ただ、かなり長く連載してるせいで後半はマンネリ化が進んでおり、正直もう読むのは辞めちゃいました。が、序盤の面白さはさすが。

 

 

 

はい。とりあえず前回が三作品だったので今回も三作品挙げてみました

こうしてみると紹介している作品は基本的に書籍化してますね・・・。まあなんだかんだ面白い作品は評判が良くなって書籍化するってことですかね。滅茶苦茶酷い作品も書籍化したりするので逆は成り立たないけど。逆に色々壊滅的だけど面白い作品、みたいなのが書籍化する際に編集の目を経ることによってある程度文法や展開がまともになってたらそれはそれで良いんだろうなあ。まあなろう読者からしてみたら連載時に酷い作品はそもそも買わないので分からないんだけど

 

 

そろそろ人に勧められるような弾が尽きてきましたね・・・

第三回は無いかもしれないですね