【第二回】ハワイ

今回の取り上げるボードゲームはハワイ。以前紹介したゲームですね

今回再びハワイの記事を書くに至った最大の理由はハワイをする人を募集するためです


第二の理由は私のハワイしたい欲を誤魔化すためです

つまりハワイをする人を募集してます


第三の理由は記事にすることによりある程度の戦略性を提供することにより一方的にならないようにするためです
つまりハワイをする人を募集してるってことです

 


まず勝つために一番必要なことを教えて差し上げましょう。

最初のラウンドで初手を取りましょう。このゲームは早いもの勝ちなので先に一番良いものを確保したもの勝ちです。まあ初手取れるかは運ですが

 

初手取れなかったそこのあなた。そうなった時の対処法を考える必要があります。それは、後手のアドバンテージを活かすことです。後手のアドバンテージとしては、持ってるフルーツの数が先の手番のプレイヤーよりフルーツの数が多いことです。フルーツが多いということはちょっと高い物を取る羽目になっても大丈夫ということです。ちょっと高い物を取るということは金額トークンとしてアドバンテージを得ているということです。つまり第一ラウンドではランキング的に初手の人より上に行きやすいということです。そのあたりを意識すると良いでしょう。

 

最後の手番を引いてしまったそこの日頃の行いの悪いそこのチミ。最後の手番のアドバンテージを活かしましょう。最後の手番ということはフルーツが一番多いということもそうですが、他の人の動きを見れるということになります。このゲームは他の人と被らない行動をすると強いゲームなので人と被らない方向へ特化しましょう。ボート、槍のコテージ、灌漑を含むフルーツ、ティキカフナ、狙える物がないか探しましょう。ちょっとぐらい高くても他の人より多めに配られているフルーツが助けになるでしょう。また、他の人と被らない方向性なんて無いよーという時もあるでしょう。そんな時に意識するのは金額トークンランキングです。倍額で物を買うことをなるべく控えつつ、次以降のランキングを狙うためにリソースを増やす方向で村を育てます。全てのラウンドで一位を取れれば最後手番スタートであっても勝利へグッと近づくことでしょう。ちなみに私は最後手番で勝ったことはありません(台無し)

 

 

さて。ここからはもうちょっと深く掘り下げていきましょう

このゲームで勝利点を得る方法は大きく分けて4つ

 ①ゲーム終了時に○○点を得る施設の効果

 ②ラウンドごとの金額トークンの目標達成

 ③島への訪問で稼ぐ

 ④槍トークン関連施設で稼ぐ

それぞれについて触れていきましょう

 

①ゲーム終了時の○○点を得る施設の効果

成立した村にある施設が生み出す得点です。この中でも【村の数を(4つ以上に)増やして同じ施設(カフナ含む)もしくは複数の神様の効果で得点を稼ぐ】方針と【村の数をある程度絞って(2つ以下)フラダンサーや灌漑の効果で点を稼ぐ】方針の大きく2つに分かれる

 

②ラウンドごとの金額トークンの目標達成

ラウンドごとに買った施設の金額・もしくは釣った魚の数の合計で目標達成することによって得ることのできる得点です。ランキング上位を得ることで+6点(2位なら+3点)得ることもできます。二倍の金額を払っても得られる金額トークンは素の分だけなのでランキング上位を狙うならなるべく素の金額を払うと良いでしょう。正直それに見合うかは謎ですが・・・

 

③島への訪問で稼ぐ

島を訪問することで得られる得点です。副産物として施設も手に入ります。使う足の数に従って3消費の島は3点、4消費の島は4点、5消費の島は5点、6消費の島は9点!手に入ります。

ちなみに島は

A.5点を得る
B.5点を得る
C.フルーツ(資源)×4を得る
D.カフナを2つ得る
E.ティキを2つ得る
F.フルーツレベル2を得る
G.サーファーレベル2を得る
H.フラダンサーレベル2を得る
I.足のコテージレベル2を得る
J.貝のコテージレベル2を得る

の10個です

基本的には倍額で手に入る施設が貰えるという印象ですね。そう考えるとロングコテージがついてこない5勝利点だけ弱すぎない・・・?絶対設定ミスでしょう・・・。初めから持ってるボードは足2つまでしか使えないので島に行くには最低でも1つボードを買う必要があります。6消費の島へ行くには倍額でボートを買うか2つボードを買う必要があります。最低金額であっても買うには最低でも4貝+1足必要なことを考えると、足3,足4で施設が取れると滅茶苦茶美味しい為、序盤はボートが人気です。でも正直他人と被ってしまうと一回くらいしか使わないことも・・・?

 

④槍トークン関連施設で稼ぐ

槍のコテージやク(神様)がある状態で槍トークン付きの金額トークンを取ることで勝利点を得ます。効果は被るので前半から倍で取って集めると50点程度集めることもできます。槍トークン自体は高めの金額トークンについてることが多い印象。槍トークンを狙いに行くとちょっと損することも多いので一概に得る得点のみで評価するわけにはいかないけど

 

 

ハワイはこの①ー④を組み合わせて100点集めるゲームです

細かく見ていきましょう

 

①ゲーム終了時○○点を得る

このゲームをプレイするにあたって大きく2つの方針に分けてどっちへ進むかを決めます。

それは村を5つに増やすか、村を2つに絞るか

あくまで方針なので5つ目指して4つになったり、2つ以下を意識してるけど保留中に3つになったりはします。

◎村を5つに増やす

この方針の中心となるのはティキカフナです。これをコンプすることにより、10施設分で45点と足6つと貝6つを手に入れられます。ティキは4つでも可。また、これにより、手に入れられる施設の制限がなくなります。色んな神様や同種の施設を気にせず集めることができます。しかしその時でも村として成立できる最低限以外はなるべく一つ(もしくは最低限)の村に集めたほうが良いでしょう。フラダンサーの効果をなるべく受けるためです。

◎村を2つに絞る

この方針の中心となるのはフラダンサーです。裏で取ることにより、村にある施設の種類×2点を得ることができます。また、この方針の強いところは人と被りそうになったら薄いところ薄いところへ逃げられる点です。2つ村を作る理由もそこにあります。5つに増やす方はどんなに被ったり値段が高かったりしても増やす方針に舵を切ってしまえばそっち方向へ行かざるを得ません。この方針の弱いところは爆発力でしょうか。順調にティキカフナを集めきった5つ村戦法には基本的に勝てません。ゲームの参加人数が多ければ多いほど2村戦法の方が相対的に強くなるでしょう。

 

②ラウンドごとの金額トークンの目標達成

大きく分けて3つの方針があります。1つは金額トークンの達成を捨てることです。一切金額トークンのことを気にせず他で点を稼ぎに行きます。特に参加人数が多く、競り合いになって結局2点しか取れなかったよ・・・などの自体を防ぎます。2つ目はとりあえず目標は達成しておきベーシックインカムを得ます。無理に競り合いには行きません。3つ目は一位を狙いに行きます。ただの目標達成と一位とでは6点分差があるので一位を何としてでももぎ取りに行きます。この3つの方針はゲームを通して貫くものではなく、各ラウンドごとに切り替えるものです。無理してギリギリで目標を達成するより、捨てる→一位→捨てる→一位の方が総得点は高くなります。

◎金額トークンの達成を捨てる

一切金額トークンを気にしません。フルーツ、貝を温存しつつ倍額で施設を取り、早めにターンを切り上げて確実に次ラウンド初手を取ります。またはフルーツを足として使用してボードを最大限に利用します。また、倍額を払う時に躊躇う必要もなくなるため、結果的に効率よく点またはリソースを稼ぐことができるでしょう。デメリットとしては、他のベーシックインカム狙いのプレイヤーの順位が相対的に高くなりやすい為、漁夫られることでしょうか

ベーシックインカムを狙う

目標金額の達成のみを狙います。サーファーを利用して達成条件を下げ、施設は基本的に倍額で買い、ボートで美味しい部分だけ狙いつつ金額トークンが足りない分は魚を釣ります。ギリギリを狙いすぎると他プレイヤーがターン終了場所の奪い合いになり目標達成しそこなうこともあります。それを防ぐために少々のロスを受け入れるか、リスクを覚悟しながらギリギリを狙うかは微妙なところです

◎一位を狙う

他社より金額トークンを稼ぎます。倍額では極力買わず、基本的に通常金額で買って金額トークンを狙います。また、三匹魚のトークンは率先して取りましょう。常に一位を狙い続けるのは結構厳しいです。他の人が前ラウンド捨ててる場合は特に強敵になることでしょう。ランキング一位を狙うなら序盤はリソース集めに奔走してください。交換コテージを利用して足を貝に変換するのもありですが、移動回数が自然と増えるため足の消費も激しく余裕がないことが多いです

 

③島への訪問で稼ぐ

得点を稼ぐ核にするというよりは、施設を狙うついでに得点もついてくる程度の感覚です。第一ラウンドで倍額でボートを買っておくと良いでしょう。6足の島だけ得点効率が良いので点を狙いに行く場合は倍額ボートを複数集めて6足の島+安いお得な島を狙うと良いでしょう。人と被るとだるいですが、低コストの島がお得過ぎて大体被ります。あくまで補助的に狙うのが精神衛生上良いです。

 

④槍トークン関連施設で稼ぐ

とりあえず倍で作っておくと毎ラウンド4~8点程度生み出してくれる施設。2つ以上建てるとどんどんお得になるがそうなると周りから妨害を受けるようになるのでやりすぎると逆効果になることも。メインにしてもサブにしても結構できるニクい奴(古い)

 

 

以上を意識しながらどの手段で点を稼ぐか考えながらプレイしましょう。そうすると、なんとなくダラダラっとゲームが進んで気がついたら全然点が稼げない!?ってことは減ってくるでしょう

 

ちなみにこのゲーム、リソースきつきつなゲームかつ配られるリソースが徐々に減っていくのに目標設定はどんどん高くなっていくのが特徴です。つまりこのゲームの理想の動きとしては、前半のラウンドでリソースを増やし、後半のラウンドで得点を増やすとうことです。ただし、当然その行動そのものが競争率が高く、競争率が高いということは価格が高いことに繋がります。そこでちょっとした穴を教えましょう

 

①ティキ・カフナは弱めのリソース

ティキ・カフナはゲーム終了時に得点を得る効果しかありません。しかし、後半に置いたものに関しては貝や足を得ることができるため、前半から置くことをリソースとみなすこともできます。もちろん4つ分の施設を消費して6つ得る行為はリソースとしては弱いんですが、少し意識しておくと良いでしょう。特に後半になるとリソースを生み出す施設を新規で得る効果がどんどん弱くなるため、相対的に強くなります。

 

②灌漑も弱めのリソース

灌漑を裏で取るとリソースを毎ターン得れます。

灌漑が3以下の時に前半のラウンドの時は倍で取るのもアリです。ただしフルーツ方向へ舵を切る必要が出てきますが・・・。3つはフルーツが欲しいところです。これもリソースとして強い方ではないですが覚えておくと良いでしょう。2のときであればリソースとしても強いです。倍で取りましょう

 

③フラダンサーは強い

どんな村の発展のさせ方をしてても倍で取ると最低でも6点、よっぽどでも無い限り8点にはなるでしょう。ロングコテージなんかよりよっぽど強いです(当たり前)フラダンサーは常に意識しておきましょう。単純に他の人に渡さないという行動だけでもそれなりの強さを発揮します。

 

④フルーツは最強のリソース

村を増やせることを除けば貝のコテージや足のコテージよりも強いです。ただし1つだけだと倍で買うときには使えないことも多いので2つ程度確保しておくと良いでしょう。2つほど確保しておくと後半急に安い灌漑が取れそうな時もそちらにシフトできます。ただしティキカフナを全力で狙ってる時はそこまで余裕が無いときが多いですが・・・

 

 

いかがでしたか?最初から最後まで読んだ人は居ないでしょうが、これを全部読むだけで僕と同じくらいのレベルにはなれるはずです。多分。何なら私自身がそこまで強くないはずなのでアレンジしていけばもっと強くなり、私相手でも無双できるようになるでしょう。無双してください。無双するためには?そう一緒にプレイする必要がありますね。では一緒にハワイやりましょう。平日休日問わず19時~24時くらいまでなら事前に言われてれば割と対応できますす。当日急に言われて対応できる可能性はまあまああります。さあみんなでやりましょう!レッツ・グアム!