カルカソンヌ【インスト編】
はい。今回はボドゲ回です。いつもみたいに、以前記事にしたことあるゲームのインスト編です。
ボドゲ回の王様、キングオブボードゲーム、カルカソンヌ。そんなカルカソンヌを軽く紹介しましょう。
あまりにも人気すぎて、拡張が二桁あるという噂。BGAには現在3つくらいは来てます。最近もアプデされてたのでこれからも増えるかもしれませんね。
BGAの『最も人気のあるゲーム』タグで一番左上に配置されていることからも凄まじい人気具合がわかります。
正確には分かりませんが、、恐らく一番多くプレイされているということでしょう
また、2000年のゲームですが、未だに世界大会が開かれているようですね。
このゲーム、自分の手番が来ると(正確には自分の前の手番が終わると)一枚山札からタイルを引き、自分の手番が来たら場に出ているタイルに繋がるように持っているタイルを置いて、どんどんタイルの地図を広げていくゲームです
タイルを置いた時に、タイルの誰の物にもなっていない未完成の地形に自分の色の支配コマ(ミープル)を配置して所有権を得ることができます。そして、自分の所有権の持っている地形が完成した時、支配コマを回収してそれに対応した点を手に入れることができます
①道
白い線です。両端が他のものにぶつかって途切れた時、道が完成したと見なされます。もっと正確に言えば、タイルの端で虚空に消えている状態じゃなければ完成です。道が完成すると、跨っているタイルの数×1点が手に入ります。ちなみに、完成せずにゲームが終わった場合も所有しているプレイヤーにタイルの数×1点が手に入ります
完成した道は紫で囲まれた場所みたいな状態ですね。両端が家みたいなので挟まれてます。この場合は3タイルに跨った道なので完成した時に所有権を持っているプレイヤーが3点得ることが出来ます
これも完成した道ですね。4タイルに跨っているので4点です。
②都市
茶色の塀の囲まれた街です。これは塀で全部囲ったら完成です。完成したら2点です。たまにBMWのマークみたいな盾付きの都市があるですが、このタイルは2枚分でカウントします。また、完成しなかった場合は1枚あたり1点で計算します
上の都市は4つ分のタイルに跨っていますが、2BMW付いてるので全部で6枚分の点となり、完成すると12点になります
③修道院
修道院に八方向に接しているタイルが全部置かれた時に完成になります。修道院の得点は自分のタイルを含む周囲八方向に置かれたタイルの数×1点です。完成した修道院は9点になるということです。未完成の修道院も同じルールに則って点数を得ます
この状態で8点です
④草原
上記①~③に含まれない緑色の部分すべてです
この緑の部分全部ですね。草原には完成という概念は存在しません。つまり、ゲーム終了時まで支配コマは戻ってきません。そして、ゲーム終了時に草原の所有者は、その草原にある(もしくは接している)都市の数×3点を得ます。二つの草原に接している都市ならば両方の都市に(所有している人が居るなら)3点ずつ与えることになります。
草原におかれた支配コマの図
戻ってこないことから寝っ転がると評されることもあります
この4つの地形と、一人7つずつ持っている支配コマを使って点を稼ぎましょう!
【応用編】
未完成の地形を既に誰かが所有していても諦める必要はありません。誰かに所有権がある地形にくっつけた地形には支配コマを置けませんが、少し離したところに地形を作り支配し、それを後から繋げることで相乗り、もしくは乗っ取り(相手のコマより多く乗せる)ことができます
赤いプレイヤーが4枚+2BMWの都市を作ってる!野放しにはできないな
一個離れた場所にどこともくっつてない都市を置いて自分の都市だとアピール
そして・・・
二枚のタイルを置いただけで7枚分+3BMWの高得点都市に参入!回収できれば完成するのに最低一枚タイルが要るから22点分の地形に!
ところが当然他のプレイヤーも野放しにはしてくれなく、怪しい緑の影が・・・
赤のプレイヤーがくっつけにくくなるように道タイルを置いたりしましたが、その甲斐もなく緑のプレイヤーも参戦!青のプレイヤーの一人負けに・・・
こういった取り合いが熱い
みんなもボードゲームの王様、カルカソンヌをプレイしましょう。重量級と言うほど重くなく、さらにやってみると程よく満足感も得られるぐらいの重さはあります。運、駆け引き、戦略、実力。程よくバランスが取れており、とてもよくできたボードゲームと言えるでしょう。BGAではプレミアムアカウントの人しか卓を建てられないことにだけ注意しましょう