ザ・ボス

久しぶりにボドゲの感想を書こうと思います

一ヶ月以上はまともに新規のボドゲを紹介してなかったですね

 

 

今回記事で取り上げるのはザ・ボスという2-5人用ゲーム

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こんなおっさんの顔を全面に押し出したパッケージとか有り得ます?僕は大好きです。かっこいい。ちなみにこの人はゲーム中ではシカゴを支配してますね。支配かどうかは不明だけど。

 

3人以下だったら人数が減るごとに都市の数が減っていくらしいから基本的に四人以上推奨です

 

ルールはいつもどおりBGAうぃきを張っておきます

ttps://w.atwiki.jp/bga9997/pages/32.html

 

ザックリ内容を言うと、ワーカープレイスメントの一種ですね

各プレイヤーは自身の構成員となるキャラを各都市に任意の数だけ派遣し、都市を牛耳ることを狙います。ただし、都市を牛耳って得られる報酬(もしくは制裁)はゲーム最初には分かっておらず、各プレイヤーが手札の情報として隠し持っています。ゲーム進行に従い、各プレイヤーが手札を徐々に公開していくのを見て報酬を推理しながらどの都市を牛耳るかを判断し、プレイします。

それを3~5ラウンド繰り返し、累計得点(お金)が最も高い人が勝者です

 

この読み合いが熱い。一度派遣した構成員はそのラウンド中は別の年に移動させたり手元に戻ってきたりしないため、牛耳ってもデメリットしかない都市にしかないブラフで人を早めに送り込んで他の人が釣られて多めの人数を割いてきたところで身を引いたりするのが楽しい。ただし、自分のプラスは一切ないので他のプレイヤーに漁夫の利を得られることが多く諸刃の剣。ただ、同じメンバーを連続でプレイするときにそういうプレイを続けてると、どうせ罠でしょって放置されて省エネで高得点都市を取れたりするし、読み合いが熱いゲーム。ヘイトコントロールも大事。早めにトップに躍り出た人が捲られるケースもよく見ます。

正直通話なしで野良で潜ってもこのゲームの楽しさあんまり味わえないと思う。ぜひ通話ボドゲでやりましょう。興味持った人は声かけてください。喜んで参加します。ただしメンバーは私を除いて3人集めてね!

 

 

まあこれだけだとアレなのでちょろっと考察みたいなこともしますか

ちなみに私はこのゲーム全然強くないのであんまり当てにならないかも。

このゲーム、ザックリ1ラウンドあたり3~4点程度取れればオッケーくらいの体感です。

では体感があってるか期待値計算してみましょう。4人戦想定です

 

シカゴは毎ターン変わるしそれぞれのプレイヤーのプレイングで調整できるところなので一回除いて考えると、1ラウンドごとの都市が生み出す点は10.667点となります(計算割愛)これにシカゴを足して4で割った数字ということになります。

まあ体感シカゴは1、1、2,3って感じで第一ラウンドからの平均は2点程度かな?多分。もちろん5点叩き出すことも結構あるんだけど

そうすると期待値的には全得点の合計が12.667点で一人あたりで割ると3点ちょい。つまり、大体3点取ってれば平均近くにはなるという体感で良さそう

特に第一ラウンドは御の字。

 

ただ、もちろん点数の上下は激しい為、第一ラウンドで全構成員を3点確定都市に突入じゃ!ガハハハハ!!ってやっても周りは5点とかもぎ取って行くことは割とあります。そして、勝つためには平均ではなく周りよりも点を多くもぎ取る必要があることを忘れないように。

つまり、3点じゃ全然足りないってことですね!

 

こう考えると、1ラウンドで5点差を追いつくのは割と絶望的な数字です。リスクを取って話術で大トップにヘイトを集めましょう。自分がトップのときは話術でヘイトを避けましょう。私には無理です

 

 

 

戦法①『黒ポン置き』

シカゴ(赤)の都市は構成員を一人も置いてないと置けないため、赤狙いのときはどこかにとりあえず一人を置く必要がある。その際に黒は唯一制裁がなくデメリットが無いため、とりあえず一人置いておくのにふさわしい。亜種として追放のみで制裁が薄い白ポン置きもある。黒に先に置かれたときの次善の策として使える

 

戦法②『ブラフ置き』

制裁確定都市に早めに一人置いておく。早めにおくメリットは薄いが無駄に読み合いが発生する。周りに思うようにプレイさせることを防ぎ、ノイズ当初のプラン通りにプレイしにくくなるノイズを発生させて乱戦モードになる。私は大好き。ちなみにここぞというときは二人置きもあり、二人置きのブラフ力はかなり高い。しかし上手く相手をハメられたとしても相手一人に多大なデメリットを押し付けつつ自分自身は二人無駄にしたという結果が残るため、他の二人が大喜びな結果が残る。ちなみに前半のみんなが準構成員を大事にしてる段階で報酬が良い都市にこれをやると、後半準構成員のみで出し抜けるため、プレイングの幅が広がる

 

戦法③『追い派遣』

既に自身が最多人数となっている都市に追加で人員を派遣する。一見ムダなプレイだが、先に派遣したときと周囲の状況が変化してるため仕方なく行うことが多い。他の都市が点が低そうだったりするときに行う。既に二人置かれている不確定な都市に人を派遣するのはかなりリスクが高い為、ポン置きした白や黒がちょっと点が高そうと読んだときに補強する目的で使うことも多い

 

戦法④『ヘイトコントロール

1点が重いゲームであることをアピールし、一位の人を独走させてしまうと手がつけられなくなることを首長して1人対3人の構図を作る。自分がブラフ置きをしてるときはやたら静かになるのが特徴。自分が一位のときは何とか盤面からその人自身が伸びそうな手を考えてあげてそっちへ誘導して自分の不利益にならないように立ち回る。効かないことが多い

 

 

記事書いてたらまたやりたくなってきた

みんなで楽しく読み合い、騙し合いをしましょう!ではでは