ニムト

今回はボドゲ回ですね。超有名ゲームであるニムトの紹介です。1994年ドイツゲーム大賞を受賞してますね。今から26年前のゲームと思えばかなり古いゲームな気がします。私より年上ですね(大嘘)

ところで今更ですが、ドイツゲーム大賞の説明をば。そもそもボードゲームの本場はドイツなんですが、その年のゲームの中で一番好きなゲームみんなが投票して一番得票数が多かったゲームに贈られる賞です。

ちなみに、類似のものにドイツ年間ゲーム大賞というものがあって、違いは一般の人が投票で決めるものが前者、評論家というか専門家が決める後者です。言い換えればライトユーザーが好むものが前者、マニアが好むものが後者と言った感じでしょうか

さて、話をニムトに戻しまして、このゲームは数字と牛の絵が描かれたカードを使ったカードゲームです。公式では2~10人プレイが可能ということになっていますが、人数が増えれば増えるほど運要素が強くなりますね。

ちなみに実は一番理不尽なのは5人でやったときです。理由は5人が同じ列に出すと前のターンと場の状況がほとんど変化しないため。手札が悪い時に一人がずっと列を取り続けたりする羽目になっちゃうんですよね。4人以下、もしくは6人以上だと他の列にもカードが置かれるか、列の枚数がズレるために状況が変わります。

 

いつもどおりルールはBGAうぃきに丸投げ

ttps://w.atwiki.jp/bga9997/pages/20.html

 

やる作業は配られた手札を伏せて出すだけですね。場の状況と人の手札を読み、プレイをします。読めないけど。実機でやると表情とかを読んで勝負に行ってるか安定行動してるかを推測したりとかの楽しみもありそうですね。実機でやったことないけど。

 

まあ結局手札がゴミだったり、勝負に行った時に他の人とカチ合って負けたりする運ゲー感もほどほどあります。それでいて戦略や読み合いもあって、良いボドゲですね。私の中でボドゲらしいボドゲと言えば一番はカルカソンヌが出てきますが、軽めのゲーム分野だったらニムトが出てきます。そのくらいボドゲらしさとかが詰まってる楽しいゲームですね。

 

個人的評価 9点/10点

 

 

 

まあこれだけだとアレなんで一応私がプレイ中に考えていることをちょっと

 

損切りの大事さ。

手札が酷い時は被害を最小限にすることを考えます。例えば大きい数字をなるべく出したくない場況がずっと続いてるとします。その時に手の中で一番小さい数字を出して何とか他の人の数字を下回ることに賭け続けるのが素直な戦略ですが、手札が悪い時はこれずっと負け続けるなって察するときがあります。そういう時は逆に大きい数字を処理しちゃいましょう。そうすることで他のプレイヤーが小さい数字がなくなって来て大きい数字になってきた時に温存してた小さめの数字で押し付けることができる可能性があります。

 

また、場に末が100の重い列があって手の中に101がある時、いつかその列を自分が処理することがほぼ確定していますよね?そういう時に、自分の他の手札が悪い時は微妙なワンチャンスを狙う場面でサクッと101を出します。そうすることでやばい盤面をやり過ごせますし、次のターン以降の選択肢が広がって楽になります。送りバントみたいなもんですね。

 

ただ問題は103とかを持ってる時。101、102を他の人が持ってることを祈って最後まで温存するか悩む・・・。

 

 

②バラけたカードを持つ。

近い数字は早めに処理をする。同じような数字を持ってると選択肢が狭まってしんどくなることが多い。特に中盤あたりのカードは結構困ることが多い

 

 

③大きめの数字の近い数字は大きい数字から出していく。

小さい側から処理すると、重いカードの列ができて5枚目になりました!みたいな時に自分が引き取らないといけない事故が起きる。まあ小さい数字から出すメリットもあるんですが・・・。成長してない列の末になった時に次のターンを安全に処理できます。でもまあ大事故よりマシかなーという考えですね。

 

 

④手札が悪い時は重いカードを後で出す

全体的に引き取らないといけない確率が高いのですぐに出さずに後回しにする。①で言ったようなやり方で他の人に押し付けられるタイミングで出して他の人に回す。まあそんなに上手くいかないことも多いですが・・・

 

 

ちなみに私はそんなに上手いプレイヤーでもなんでも無いので間違ってる可能性も多いになります。まあ参考までにどうぞ